本記事では、私自身が何者にもなれなかったと強く感じ、その後ありのままの自分を受け入れることができた経験を記事としてまとめてみました。
結論以下のようなことを述べています。
- 自分は自分、あなたはあなたのままで特別なので、ありのままでいい
- とは言いつつ目指したい何かがあるのなら諦めなくていいよ
偉そうなご高説を垂れたいわけではなく、私自身がこの思い込みに強く駆られていて、いろんなことを経て結果的にこの思い込みから解放されたことで確かに幸せになれたところがあり、また、クライアントに話したところすごく楽になったという話だったので、シェアしたいと考えました。
もし今の自分自身に焦っている方、何者かになろうと努力を続けている方がいらっしゃれば、ほんの少しだけ立ち止まって、ご覧いただけますと幸いです。
大それたタイトルにしてもたなとは思ってますw
何者にもなれなかった私
何を隠そう、私自身がその何者にもなれなかった張本人です。
私が考えていた「何者か」とは、周囲から実績で認められる人でした。
振り返ると、中高の成績がそれなりによく、家庭環境的に私が抜きん出て成績が良かったがために、テストの点数を見てはベタ褒めされる学生時代を過ごします。
何者とは
その結果、数値で見える実績が出ることが正義≒より多くのお金を稼ぐことが正義という価値観に囚われていくようになります。
また、なまじ学業が優秀だったが故に、自分は優秀で、他の人よりも上手に稼ぐことができると妄信していました。
私にとっての「何者か」とは、他者よりも秀でた能力を持って、他者よりも同じことを継続し続け、その結果他者よりも多くのお金を稼いでいる人でした。
実際蓋を開けてみると、自分より優秀な人はわんさかいるし、お金を稼ぐことは本当に難しいことだと思い知りました。
現実を思い知る
30 代になり、改めて自分や周囲のことを振り返った際に特に思い知りました。
自分にはこれと決めて、どんなことがあっても継続し続けたことがないなと。
自分の周辺の知り合いで、何者かになっている人は、何かを突き詰めてやり続けています。
例えば業界最大手の会社に進んだ人は、元々その技術が好きで狂ったように勉強していたし、仕事に時間を注ぎまくっていました。
特に最近感じたのは、知り合いのバンドマンが売れない期間を経験しながらも、直近人気アニメの主題歌を担当していたらことです。当初から人気もあったんでしょうが、本当に続けることの大切さや覚悟・意志がどれだけ重要かを思い知らされました。
私が考えていた何者かになっている人は、とにかく継続し続けます。
それが好きかどうか、向いてるか向いていないかはさておき、とにかくやり続けます。
それが私にはできなかったんです。その熱量を持てるものがなかったし、一過性の熱に浮かされていろなかったしんな副業や楽器等に手を出しましたが、全く続きませんでした。
このブログだっていつまで続くかわからんしなw
この価値観からの解放
何者かになる必要はない
ただ、それでもいいじゃないと思えるようになってから、人生が極端に楽になったことを鮮明に記憶しています。
会社の先輩にコーチングを受けている時に、無理してでもお金を稼ぐことにこだわる社会人としてのアスリートを目指すか否かという話になったときに、アスリートを目指さないでも良い未来があるんだと目から鱗でした。
別記事でもまとめていますが、メンタルが不安定な状態だと、冷静な判断が難しくなったり、視野が狭くなったりしてしまいます。
そういう自分を認めてあげて、いい意味で追い込み続ける自分を諦めさせてあげました。
すると、自分自身に対して非常に寛容になり、自己肯定感の高まりを感じられるようになりました。
自己肯定感の低さは自分自身との対話や期待度の調整が足りてないんちゃうかな?
そもそも私は私、あなたはあなたで、すでに「何者」かではある
そもそも論ですが、誰かになろうとする必要はないわけです。
なぜならそこに存在する時点で、紛れもなく何者かではあるわけです。
誰かにとっては本当に必要でかけがえのない存在かもしれません。
そうしたパートナーがいない場合でも、あなたにとってあなたは本当に大切な存在ではないでしょうか。
私は私自身が本当に大切です。私自身が幸せじゃないと家族を幸せにできないと考えているからです。
その時点で、私自身のことを特別な誰か≒何者かに変換できれば、この価値観を捉え直すことができます。
競技ではなく生涯スポーツとしての職を楽しむ
もちろん仕事に手を抜いて良いという話がしたいわけでも、自分を甘やかした方がよいという話がしたいわけでもありません。
無闇に自分のことを追い込み続けるのをやめて、物事の見つめ方をポジティブに変えれば、自然と生きやすくなります。
そんな自分に疲れたあなたへ
私自身、そんな自分に疲弊しきっていました。
ただ、先述のように自分を見つめ直し、結果的に今自分が予想していた以上に満たされて、幸せに過ごせています。
あなた自身もそんな状況に陥っていませんか?
自分で自分の首を絞めていませんか?
今の自分がなりたい自分と異なっていませんか?
自分自身に問いかけてみたときにもやっとしたら、自分自身との対話やそれによる自己理解が足りていないのかもしれません。
最初から自己と向き合うのは、ただでさえ視野が狭まっているので、非常に難易度が高いと思います。
もしよければ対話を通じて自己理解を深め、現状の自分を打破してより理想に近い自分に近づいていきませんか?
ご興味をお持ちいただける方は以下ページからご確認ください。
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