ideco(イデコ)は、日本の個人型確定拠出年金制度の一つであり、将来の安定した生活をサポートするための積立投資商品です。
私自身、老後2000万円問題や年金問題等を含む将来の資産形成について、非常に不安感を持っていたのでiDeCoを始めました。
結論、とにかく早く始めることが重要です!
この記事では、idecoの概要、メリットとデメリット、始め方等についてまとめます。
iDeCoの概要
まず、iDeCoとは、 「Individual Defined Contribution」の略称で、日本政府が導入した個人型確定拠出年金制度です。
個人が年金を自己責任で積み立て、将来の年金受給額を増やすことを目的としています。
ネットバンクでも利用可能で、簡単に始めることができます。
iDeCoのメリット
idecoのメリットは以下の通りです。
税制優遇 | idecoの積み立て額は所得控除の対象となり、最大で年間40万円が控除されます。 |
長期運用による成果 | 30年以上の長期運用を前提としており、市場の変動を長期間で吸収し、運用成果を最大化することができます。 |
運用商品の多様性 | 株式や債券などの様々な運用商品を選ぶことができます。自分のリスク許容度や投資スタイルに合わせた運用が可能です。 |
税制優遇
所得税と住民税が控除対象となり、積立額に応じて節税することができます。
例えば、年収700万円の方なら、年間約83,900円も節税できるようです。
これが最も強力なポイントですよね。
長期運用による成果
以下サイトでiDeCoのシミュレーションができるので、ぜひ利用してみてください。
例として、年収500万円、30歳、運用利回り5%、扶養が2人で計算してみると、以下のような結果になりました。
30年も続けると、結果的に積立元本よりも運用益が多くなるし、結果として資産が2倍強増えると考えると、ここまで投資対効果が高い投資商品もなかなかないのではないでしょうか?
逆に言えば、長期で積み立てることができないと、複利の力で資産を大きくする力が小さくなってしまいます。
だからこそ、早期に始めることが重要です。
ちなみに妻は私より3年ほど前からiDeCoを始めていたようですが、すでに約◯万円の差が出てきています。
とにかく早めに始めることが重要ですね、、
とにかく早めから始めることで、複利が効いてくるので、まだ始めていない方で余剰資金がある方はぜひ早めに始めることをお勧めします。
運用商品の多様性
先ほどの運用利回りについては、私自身あまりリスクを考えずにリターンの大きい投資商品を選んでいます。
基本的に債権系はなしで、今は海外株式に100%振っています。
かなり極端な例なので、あくまで参考程度です。。
もっと慎重な方であれば、債権等にも投資し、どんな金融恐慌にも耐えうる堅実なポートフォリオを構築されると思います。
私の場合は、始めたばかりのうちはそもそもの元本が少ないので、積極的に投資して全体を大きくしていって、少しずつリスク回避の投資も増やしていくイメージです。
idecoのデメリット
一方で、idecoには以下のようなデメリットも存在します。
取り扱い金融機関による手数料 | iDeCoを提供する金融機関によっては、積立金や運用益から手数料が差し引かれる場合があります。手数料の差額には注意が必要です。 |
解約制限 | iDeCoの解約には一定の条件があり、解約手数料がかかることもあります。将来の変化に備えて、事前に解約条件を確認しておくことが重要です。 |
取り扱い金融機関による手数料
例えば、私の投資商品の一つとして、eMAXIS Slim 米国株式(S & P 500)の場合だと、信託報酬率は0.09程度です。
この比率が高ければ高いほど、単純にユーザーとしての利益率は下がるので、できるだけ低い信託報酬率を設定している投資商品を選択する方がよいとされています。
解約制限
基本的にiDeCoは一度開始すると、解約することができません。減額or停止等、都度調整が必要になります。
ただし、先述のメリットを享受するための制限なので、バランスを考えて開始する必要があります。
iDeCoの始め方
私は住信SBIでiDeCoを始めました。
以下のサイトから申し込むと非常に丁寧に手順が書いてあるので、簡単にiDeCoを始めることができました。
もし何もこだわりがなければ、住信SBIの利用をお勧めします。
まとめ
iDeCoは、将来の年金受給額を増やすための個人型確定拠出年金制度です。
税制優遇や長期運用による成果、運用商品の多様性がメリットとして挙げられますが、手数料や解約制限などのデメリットも考慮しなければなりません。
運用商品や市場の変動によりますが、利益率は長期運用によって成果が期待できることを覚えておきましょう。
将来の安定した生活のために、idecoの活用を検討してみる価値があります。
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