この記事では、転職を2回経験した自分なりの気づきや学びを記事にしました。
これから転職される方、転職で失敗された方などにはもしかしたら役立つかもしれません。
これまでの転職歴
一度目:キャリア構築を焦って失敗、メンタル不調に
30代に突入したことや、同僚の相次ぐ転職に焦りを感じ、転職を決意します。
それまで事務職でしたが、それなりに新卒入社した会社で評価されていたので、そのままそのキャリアを歩むべく、あまり深く考えず同じ職種で転職活動を始めます。
結果的に入社した会社では、キャリアアップを目指して上場前ベンチャーに参画します。
予想以上に仕事が厳しく、上司とも合わずにメンタルを崩してしまいます。
これが人生のターニングポイントでした。
二度目:自己理解を深め転職成功、第二のキャリアをスタート
一度目の転職失敗をきっかけに自分を見つめ直します。
- 本当に今のままの職でよかったのか
- 元々やりたかったことはなんだったのか
- 何が褒められ、何が苦手だったのか
自己啓発本を読みコーチング等を受け、元々興味が強かったエンジニアとしてのキャリアチェンジを決意します。
そして現職に縁あって入社し、残業もなく諸先輩らに学びながら、幸先の良いエンジニア人生をスタートできました。
転職で大切にすべきこと
かなりかいつまんで記載していますが、この経験を通じて私が学んだ、転職で大切にすべきことをまとめます。
転職でどんな人生を実現したいか
私が本当に痛感したのはこれで、結局は仕事も自分が理想とする人生を送るためのパーツにすぎないということです。
そのウェイトの占め方は人によりますが、自己理解を深めていった結果、私自身の希望する人生観というか、大切にしたいことの順位づけは以下の通りでした。
- 家族・友人と楽しく過ごす
- 健康的に、心身ともに理想とする自分を追求する
- キャリア形成を通じて社会に貢献する
人生を構築する要素は他にもたくさんありますが、仕事を優先するよりも楽しく過ごすというのが1番の目的でした。
だからこそ、残業が少ないとか、リモートワークができるとか、時間の自由度が高い仕事を優先的に選択しました。
そのために何を捨てられるのか
そうしたプライベートを優先する働き方を実現しようとすると、犠牲になるのは給与やそれに伴うポジションです。
両方とも実現できるほどのスキルや希望求人があれば両立も可能かもしれませんが、自分にはそれもありません。
だからこそ、何を捨てられるか、どういう条件なら飲めるかというのをたくさん考えました。
結果的に、給与が大幅に下がったとしても、残業が少なくリモートワークが実現できる会社を選択しました。
パートナーとしっかり話し合うこと
大きな選択を行う場合、運命共同体であるパートナーの理解は欠かせません。
独身であればともかく、私の場合は2人目の女が生まれそうなタイミングでの二度の転職でしたので、非常に迷惑をかけました。
ただ、その時々にきちんと相談して、転職活動を進められたので、最終的な着地としても納得してもらえたかなと感じています。
転職活動で学んだこと
人間関係の直感は大体合ってる
特に「この人怪しいかも…?」と感じたときの直感は大切にしてください。
ちなみに一回だけ、かつオンラインでは気づきにくいので要注意です。
私自身、結局相性が悪かった上司とは、オンライン面接では非常に印象が良かったのですが、オフラインでお会いした際には、その方のプレッシャーで声が出にくくなったり震えたり、明らかにいつもと違うパフォーマンスでした。
仕事で実現したいことが何かを把握しておく
仕事をすると成果が生まれます。その成果は自分にとってどういうものかを考えることも非常に重要です。
このブログもそうですが、私は誰かの選択を後押ししたいという思いを持っています。こういう思いがもしなければ、一度ご自身を見つめ直してみてください。
この思いを持って行う仕事とそうで無い仕事は、おそらくパフォーマンスも成果も雲泥の差が出るはずです。
継続的にやり続けられることか検証しておく
事務職からエンジニア職にキャリアチェンジしましたが、その際大切に感じたのがずっと続けられるかどうかです。
例えば私の場合、事務職の勉強はずっと続けられませんでしたが、技術の勉強や作業はずっと続けられました。
また、学習した内容をまとめることも非常に楽しく、有意義に感じられました。
この苦もなく続けられることというのは、人によって、分野によってもまちまちだと思うので、そう感じられるものに出会えたこと自体はうれしく感じています。
勉強しながらものが作れるって楽しいですね!
自分一人で決めない、決めつけない
また、自分一人だけで重大な意思決定を行うのはリスクを伴います。
当事者は視野が狭まっていることがほとんどなので、見落としていることや盲目になっていることが多いです。
例えば私の場合、数社最終選考に進んで迷ったりしましたが、よくよく考えたら今の会社以外は出社ベースで、自分や家族との自由な時間が少なくなってしまうところでした。仕事や待遇が魅力的でも、一番の希望を忘れてはいけません。
また、選考を通じて自分の希望を知ることも多いです。ここまで自分自身が自由な時間を求めていることは、選考を通じて知りましたし、一緒に働く人の雰囲気も想像以上に大切に感じていました。
だからこそ、人材紹介の利用は自分にとって非常にプラスでした。そうした気づきも与えてくれたし、最終的な条件も調整してくれたので、非常に助かりました。
私は以下の人材紹介から内定を取得しました。熱心に対応いただけ、非常に満足度が高かったのでおすすめです。
[人材紹介紹介リンク]
まとめ
いかがでしょうか?30代の平均転職回数は2〜3回と言われています。
私も例に漏れずその程度ですが、これからどうなっていくかは全く未知数です。
また、定年雇用制度の崩壊や、キャリアップを目指しての人材流動化の流れはもう止まりません。
これから自分自身をよりよい状況に置くためにも、転職に関する知識も深めていきたいものです。
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